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憎悪で汚れた小さな隙間を

BASS BEDALBOARD

さてさて、ドラムのネタはもうちょっと温めたいのがあるので、今回は初めてドラム以外のことを書こうということで、使っているベースの機材の話を。まずは自分の機材構成・・・。


ベース本体:G&L SB-2

本体からボードへのケーブル:NUDE CABLE Type-B (5m)

チューナー:Sonic Reseach ST-300

コンプレッサー:K&R Groove Comp

プリアンプ:Freedom Custom Guitar Reserch Quad Sound-Bass Pre AMP

ボードからアンプへのケーブル:NUDE CABLE Standard PRO (5m)

ボード内ペダル間のパッチケーブル:LAVA Cable Solder-Free Pedal Board Kit
パワーサプライ:Distro All In One Pack


方向性としては、本体ベースのサウンドの個性を前面に出したいっていうのがあります。G&L USAのピックアップによる明るさと高級木材によるレンジの広さを活かした音作りにしたいため、コンプやプリアンプはナチュラル系で、パッチケーブルやパワーサプライも明るさを重視しています。前後のNUDE CABLEも本体の高域低域を損なわない音作りの上で貢献してくれてると感じています。そんな中でグルーヴについても関わっています。一つ一つ詳しく見ていきます。

■G&L USA SB-2
G&Lのサウンドを決定的にしているのがピックアップ。コイルの巻き数は少なく、磁力の強い構造で、高域・中高域・低域がよく伸びる印象です。立ち上がりが早く、ピッキングニュアンスも出やすいと感じました。ミュージックマン・スティングレイをナチュラルにした感じといえばいいでしょうか。買う際には日本製と比べましたが、材の良さが際立っていてG&L買うなら断然USAだと思わされましたね。ただコシがあまりなく、中低域らへんは薄っぺらい印象のため、音の良さはともかく、単体ではバンドをグルーヴさせられるサウンドとは言えないというのが正直な見解です。本来ならばコシや中低域こそベース本体に求めたい所ですが、このレンジの広いサウンドは活かしたいということで、足元やアンプの設定でその部分は補えば問題ないと考えて現在のラインナップに至っています。

■NUDE CABLE Type-B
出す所は出して引っ込める所は引っ込める、まさしくイコライジングされたように現場向きに音を整えてくれる印象です。ベース用だけあって低域はよく出ますが、ピッキングへの追従はNUDE CABLE Std譲り。最初はこれでアンプ直でがんばっていましたが、だんだん欲が出てきて、バンドをグルーヴさせやすい音作りを突き詰めるようになり、その観点だと結局アンプ直ではアンプの出来る範囲の音作りしかできない、つまりアンプによってはグルーヴさせ易い音作りがこのままではできないという結論に至りました。

そうなると、選択肢としてはグルーヴさせやすい音作りが可能なアンプを購入して持ち込むか置いてあるアンプに対してボードで補完するかの2択となりますが、アンプ持込はクラスDの小型アンプだとしても結局電源ケーブルやスピーカーケーブル等も持ち込むことになり嵩張る上、ライブハウスではDIに接続してといった感じでスタッフにも手間を掛けさせてしまうことを考えると、ボードが楽だという結論になりました。

アンプ持込となると余計に音にもこだわってしまいますが、自分にとって大事なのはグルーヴできる音作りということで、ボードを挟むだけでそれが解決できるならそれで十分と割り切ることにしたわけですね。

■K&R Groove Comp
グルーヴできる音作りということで着目したのがコンプレッサー。マルチコンプを使っている人によってはそれを有効活用出来ていてグルーヴ感を上手くだせているな~と感じていたので、いろいろ調べ出したわけですが、元々コンプレッサーって音を潰して伸ばすイメージがあって、それだったらこのベースには要らないよなって思っていたわけです。余計にグルーヴ出来なくなってしまうと。でもマルチコンプで上手くやっている人は何が違うのかな~と考えた時に、一度スタジオでレンタルしてベーシストに使わせたときに一つの絵が見えたんですね。中低域が穏やかな波を作っているとして、それがコシを感じさせられないのであれば、その辺りを寄せ集めて団子にする。そうすることでローミッドの輪郭が出てリズムの感じられ易い音になると。つまり、緩やかな設定で、全体を潰さない程度に潰すことで、曖昧だった所が粒になるのだと。極端に例えればヤマハやワーウィックがそんな感じのコンプ感ですしね。出来るだけベース本来の音を損ねないようなものということでグルコンをチョイスするに至りました。これを繋いだ時は感動しましたね。これがあるだけでこんなにグルーヴ感が出るのかと。

が、しかしスタジオではコンプも何もという感じで全く歯が立たず・・・。自宅アンプではあんなにいい感じになるのになぜ・・・アンプによって上手くいかないようでは意味がない・・・。やはりコンプ以前に音域構成をしっかり押さえないといけないってことで、アンプに送る前の確実なイコライジングが今度は課題になりました。

ヒントは2つありました。自宅アンプTrace Elliot Boxer 15のMid ShiftスイッチON時、そしてスタジオで使ったことのあるMark Bass Little Mark Rocker 500。これらを使ったときは明らかにグルーヴし易かったんですね。Boxer 15の場合はMid ShiftスイッチをONにしたときにブーストされる音域なので、これを特定して足元で同じ音域をブーストすればいい。Mark BassのLow Midつまみでも同じような所が上がってるに違いないと。Trace Elliotはわかりませんでしが、Mark Bass公式によるとLow Midつまみは360Hz。自分の予想は150~250らへんでしたが、ハートキーでその辺を上げてもイマイチだったので逆に納得。そういうわけでそのあたりをブーストできる機材として導入したのがフリーダムのプリアンプでした。

■Freedom Custom Guitar Research Quad Sound-Bass Pre AMP
これはブースト/カットしたいHzをFrequencyつまみで設定できるので、それで360Hzを指定してブーストさせるという狙いでした。AguilarのTONE HAMMERやEWSのBMCもそれが可能なんですが、これらは電源を18Vで供給しなければならない一方でフリーダムは9Vで、しかも内部昇圧で18Vに切り替えるので条件が同じならパワーサプライを選ばない9Vで動かせる方がいいかなと。360Hzがどの位置かは細かいメモリがあるわけではないので、Boxer 15のMid ShiftスイッチをONにした時とプリアンプをONにした時とを聞き比べながらその位置を探りましたね。これについてはその部分のブースト以外のツマミは12時設定なので、原音重視のプリアンプとあって、ほとんどイコライザーみたいな使い方になっちゃってますね。

■NUDE CABLE Standard Plus
これは微妙に諦めていた要素だったんですが、自宅のアンプに対してスタジオで音を出すとなると、どうしても音が大きい分解像度が落ちてボヤけがちなサウンドになります。それはもうしょうがない、そういうものなんだとモコモコな音でも割り切るつもりでしたが、この時点ではボードからアンプへのケーブルはギターに使っているNUDE CABLE Stdだったんですね。それでちゃんとベース用に持っておこうとStandard Plusをオーダーしました。在庫がなかったのでオーダーするしかなかったのですが、元々Type-B直だったのをGroove Comp挟むっていう用途をお伝えした所、PA用のNAKEDの要素を加えた特別製を作ってくれて、本当にこれが感動モノでしたね。自宅で出ていた音そのままの解像度でスタジオのAmpeg SVT-450から音が出て、それはまさに本体ベースの特徴を感じさせつつもグルーヴし易いコシもしっかりとある理想の音でした。ずっと弾き続けていたくなるような感じでした。アンプを選ばずグルーヴできるどころか、自分の好みの音でグルーヴできる体勢が整ったっていう手応えをこの時初めて掴みましたね。

最後に肝となるのはベースアンプの音作りで、ベースアンプ側でフラットな音作りができればどんなアンプでも思い通りの音になります。アンプごとにフラットな音になるツマミ設定は変わってくるので、それぞれ攻略法を築いてどんなライブハウスでも思い通りの音作りができるといいわけですね。必要な音域は足元からブーストしていて、あとはそれが埋もれないようにアンプで調整しないといけないので基本的にはカットの方向になります。ハートキーなんかはいろんな音域がドバドバ出ていて、つまみだけで見たフラットな設定(つまり全部12時)だと完全に埋もれます。ハートキーについてはいろいろ模索した結果、プリアンプつまみはAが完全オフ、Bが全開、コンツァーつまみ全オフ、コンプもオフ、グライコは250、1K、5Kを+6ブーストで残りは全部一番下という構成に落ち着きました。低域はどこかしら上げないのかって思うかもしれませんが、スピーカーのコーンがアルミなせいか、これでも全然出てしまいます。フラットな音にするのに本当にここまでやらないといけないのかって驚くかもしれませんが、原音重視っていうわけでないならそんなことないでしょうね。本体から足元までの音作りを最大限活かそうと思うならギターにしろベースにしろアンプは結構極端なセッティングにする必要がある場合があると経験上感じています。

最後に強く言っておきたいのは、グルーヴし易い音作りというのは確実にあるということですね。それは一緒にプレイするメンバーにとってもベースのグルーヴを感じ易く、また自分自身の音も感じ易い音になるんじゃないかと。そうなると、お互いにハイミッドとローミッドがしっかり感じられる音を作り、被らない具合に高域・中域・低域をカットするという方向になっていくでしょうね。ギターはもちろん、ドラムのチューニングにも言えることじゃないでしょうか。

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